ファールス通信によりますと、ウクライナ外務省は22日火曜のこの発表では、会合の詳細については触れませんでした。
国連イラン代表部はこれに先立ち、米紙ワシントンポストに寄せたコラムで、ウクライナ紛争でイラン製無人機が使用されたとする主張をめぐり、「両国の防衛専門家らの見解共有に向けた重要な措置が取られた」と明らかにしていました。
また、「イランとロシアは二国間合意に基づき、ウクライナ戦争の始まる何年も前から、防衛、科学、共同研究などで協力を行っている」と説明しました。
ロシアのヴェルシーニン外務次官もこれ以前に、「イランがウクライナでの使用のためにロシアへ無人機を提供しているとする西側諸国の疑惑は、根拠がないものである。彼らはこのような主張を行うことで、ウクライナへの違法な武器提供という自分たちの行為を正当化しようとしている」と述べています。
ウクライナ、アメリカ、そして多くのヨーロッパ諸国が、ウクライナ戦争でイラン製無人機が使われたという主張を始めてからしばらく経ちますが、イランとロシアはこれを否定しています。
イランはこれまでに、自国とロシアが防衛協力を行っているものの、ウクライナでの使用目的でロシアに武器を送付したことはないと、繰り返し述べてきました。
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